先日ご自宅へ出張セッションに伺い、お母さまがその時の感想をフェイスブックに書いてくださいました。
息子さん(20代)は難病で、人工呼吸器をつけておられ、今は通常のコミュニケーションを取ることができないのですが、重度の障害を持ちながらも、出会う人たちに愛を伝え、この世を愛で包む、という「おしごと」をされています。
(以下転載)
息子が「おとだまセラピー」を受けました。
息子は音楽が大好きで…そして聞き方が私達とは違うのではないかと前から思っていました。
ヘルパーさんと歌を聞いていると、顔を見つめ、笑い、手を降り、この曲♪と知らせます。後で、その歌の歌詞カードを読んで、その内容がまさにその人に必要なメッセージだった!という経験が、何回もありました。
歌詞を含め、その歌の持つエネルギーを全体として聞いているのでは…と感じていました。
以前、息子も招いて頂いた臨床スピリチュアルケア研究会で、音楽療法士の池田有加さんがお話されるのを聞き、とても共通するものを感じて、セッションをお願いしました。
身体の部位や臓器から聞こえてくる音を声でそのまま返すうちに、共鳴をし始め、身体が変わっていくという「おとだまセラピー」
息子の足から始まり、お腹までは、どちらかといえば、重い少ししんどそうな音でした。
が、胸では、音が美しく広がり、内から外へエネルギーが溢れ出しました。
そして、頭部では、言葉に表せないような美しい音階が歌われて、私は涙が溢れて、止まらなくなりました。
彼と神様が歌い交わしている音楽のようで、天上の音楽とは、こんな音を言うのかしら…と胸が揺さぶられました。
音楽は、様々な記憶を引き出します。おとだまセラピーは、潜在意識にある記憶を引き出すので、見えるヴィジョンは、宇宙であったり原始であったり…
池田さんは、セッション後も解釈したり、説明したりされません。「ただ、彼と音で遊んでいました」と言われていました。
その後、「息子さんから頼まれました」と私にもおまけセッションをして頂きました。
「気持ちいい~」とすぐに眠りに落ち、終わった後もずっと身体の芯からポカポカでした(*^^*)